富士山には6000年前から長寿の人達が住んでおり、その証拠もすこしづつではあるが、発見されてきました。その一つが富士吉田の神社から発見された古文書「宮下文書(ミヤシタモンジョ)」です。大和朝廷以前の日本の歴史が書かれています。その中に富士山の古代長寿国のことが書いてあるのです。「不死王国」は実在したのです。古文書「宮下文書」によると、この長寿王国は富士高天原王朝(フジタカマガハラ)と呼ばれ、紀元前約9世紀(縄文後期)ごろ成立したものと思われます。(佐治芳彦著 日本超古代文明の謎 より)ただし、この年数の割出しには理由があり、原文の宮下文書通りで計算すると、古代第1神朝と第2神朝までの合計期間が2670年間(富士高天原王朝は第2神朝になる)、この間の神皇が計22代とある。これを単純に割ると、神皇の一代在位年数が平均121年になる。筆者はこれは非現実的なものとして、それを三分の一、つまり40年で計算して、合計880年続いたことで計算した時代です。
でもこれは単純に考えても良いかもしれない。古代の神皇は大変長寿だったと。
さらに富士宮市には千居遺跡(せんご。仙人が居たともとれる)と呼ばれるサークルストーンもあります。こちらも約6000〜4000年前のものと言われています。
さらに昨年(2002年)2月、全国の考古学者を奮い立たせる大事件がおきた。なんと千居遺跡の南数km程のところで、今から1万年以上も前の大規模な遺跡が発見された。大鹿窪遺跡と名付けられ、馬蹄形に分布する集落跡、調理跡と見られる集石遺構や墓の遺構等が発見された。もちろんここからも富士山は目の前によく見える。青森県の三内丸山遺跡や佐賀県の吉野ヶ里遺跡と並ぶ大規模な遺跡と判明した。
ここで不思議に思う事がある。山梨県甲府盆地の遺跡(2万2千年前〜西暦800年頃まである)や富士山西麓の遺跡に共通して見られるのが集石遺構と呼ばれる石を積んで出来た幅1メートル位の構で、これは墓と言われている。
全て遺跡の中心にある。墓にしてはなぜ街の中心にあるのだろう。私なりに考えてみれば、これは水浴場の水路と考える方が自然の様な気がするのだが。ローマ帝国でも同じ様なものが街の中心にあって水浴場と言われている。これがローマ風呂のルーツである。ましてや風呂好き(古代は違うかもしれないが)の日本人の街の中心に風呂があっても当然と思える。どうして墓があるのだろう。ばかげた話である。
ここで大事な事は、水浴場としたら「富士山周辺の遺跡にはどうして水浴場があるのだろう」という疑問だ。
答は不老長寿の泉跡ではないか、である。
さらにこれらの遺跡には大きな疑問がある。今から6000〜4000年前は富士山の形成期で、活発な噴火活動と大噴火の真っ最中である。千居遺跡の発掘当時の記録によると(昭和45年)、この遺跡は6層の火山灰の中に幾重にも存在している。このことから、ここに住んだ縄文人は明かに6度の大噴火をも耐え抜き、2000年も長期に渡り生活していたのである。それは火の山富士山との壮絶な戦いの日々であり、彼等は何度と山腹をかけ下る真っ赤な溶岩流を見たであろうし、中腹から裾野にかけて小さな噴火を繰り返した寄生火山の炎も見たであろう。 しかし、なぜこの時期にわざわざこの様な危険な山に住み着いたのでしょうか ? 答は一つしか無い。どうしても必要な、大切なものがこの地にあり、それは動かしようのない物であるということです。
不老長寿の「泉」があるからです。
この話を秦の始皇帝は聞きつけ、徐福を派遣したのでしょう。では、富士山にある不老長寿の仙薬は一体何なのでしょうか。いろいろな面から検証してみましょう。
- 不老長寿の仙薬が富士山にある…と言われた場合、それは移動する動物や、植物ではなく、不動のもの「鉱物」ではないか。鉱物で口にできるものは「水」以外にはないのでは。
中国では薬草と考えていた様だ。
- 最近になって富士山の伏流水にバナジウムが含まれている事が判明。これが、成人病に良いと話題になった。これは、富士山特有の玄武岩が体に良いバナジウムを含有しており、それが伏流水に溶け込んでくるもので、他に無い特有のもの。また水の粒子(クラスタ)が小さいために細胞への浸透性が良く、血液をサラサラにして万病に良いことも分かってきました。
これはまさに不老長寿の仙薬であると言えそうだ。
- 仙人(長寿人)は霞を食べて生きている…実際は水のみで生きていると考えられる。水が生命維持に重要だと暗示しているのでないか。仙人にとって不老長寿の仙薬は水以外にない。
- 富士山には「カッパ」の伝説が多い。カッパは不老長寿の象徴。ただ、頭の皿の水が無くなると死んでしまう。要するに、不老長寿には水が重要である事を言っているのではないか。
(1)・(2)は科学的、(3)・(4)は言い伝え。…これらの事を考えると、不老長寿の仙薬は富士山の「湧水」であるといえそうだ。
ここで、(2)の粒子の細かい水の事をもう少し説明します。まず最初にある富士山の写真をよく見ていただきたい。毎年多くの雪や雨が富士山に降るが、山体には一つの川も無い。降った雨や雪解け水は全て地下へと浸透してしまうのだ。上層は砂礫だが、その下は溶岩の固まった玄武岩である。この岩を水が浸透していくのである。
この玄武岩を通る間に水は粒子の細かいものだけが残り、富士山溶岩の磁気の影響を受けてクラスター(粒子)化が進み、さらに富士山特有の溶岩に含まれるバナジウムを含有するのである。
この証拠に、富士山の溶岩は水を含有しているため、熱を加えると割れてしまう。富士で販売している「溶岩焼」用の石版は九州の阿蘇山のものだと石屋が言っていた。富士山の溶岩は使えないそうです。
ここで、注意していただきたいのは、玄武岩層の上にも粒子の荒い水が存在している事だ。富士の伏流水には2通りの水がある事を知っておいて下さい。
また深層の水は断層面や昔の噴火口を伝って地表へと湧出してきます。これが泉になります。
ところで、この粒子の細かい水の事だが、先日のテレビの解説で聞いた話で、人体の細胞内へ普通の水は入らないのだが、粒子の細かい水は浸透してしまう。その結果、正常細胞はより活性化して、異常細胞は死滅してしまうそうです。
これこそ不老長寿そのものの原理ではないか。万病治る「奇跡の水」は存在していた。